OpenStreetMap

tokyo

OpenStreetMapプロジェクトに参加し、地図を描いて長い月日が過ぎました。

ご存知の通り、当初からOpenStreetMapは、全く”白紙の状態”から使用が許される情報ソースを使って地図を描いていました。

私もそれにならって、地元や日本各地、海外など地図の白紙エリアで道路や建物を描き上げ、地図らしく見える範囲を広げていくことに楽しさを覚えていきました。 また、地図書きを継続し年月が過ぎていくと、新しい道路や建物など社会・自然の変化で街並みや地形が変わり、地図を描きかえる必要が出てきました。 新規に広い範囲、多くの街のOSMを描くほどに描き換え・更新が必要な場所が多くなっていることを体感してきました。

たとえ綺麗で見やすく使い勝手のよい地図でも、地図の情報が古い場合、私がユーザーならその地図を使うことをためらい、新しい情報が載った地図を探すでしょう。

昨今、さまざまな技術開発で、このような新しい方法でよい地図が作れますというニュースはあまた目にしますが、こうしたら地図を継続的に更新できますというニュースはあまり見ません。継続的な更新とは、常に経年変化してる地形や社会に対応してより短いサイクルで地図が更新されるという意味です。

多くのオブジェクト、属性を含み、精度良い地図も、継続的な更新がなくては使われる機会が少なくなるでしょう。

絶え間ない地図更新が可能となるアイデア、しくみが登場することを楽しみにしています。 最大の関心事です。

Discussion

Log in to leave a comment