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State of the Map 2018にてTelenavの

7月に State of the Map 2018 in Milan, Italyに参加した際に、 スポンサーのひとつの TELENAVさんが、車載カメラを出展していました。

じつは、TELENAVは、北米の地域支部とくんで、車載カメラを貸しだすプログラムをおこなっています。

Camera lending Program

このカメラですが、Waylens社により、Kickstarterによるクラウドファンディングで開発された高解像度のものです。 Telenavは、Waylensと提携して、telenavにカスタムしたカメラを開発し、貸しだしています。

特長は、GPSを内蔵していること、FullHDの高解像度であること、ODB-II による車両との接続をおこなって、車速やハンドルなどの情報を取得して位置補正すること、スマートフォンとつながること、単独でアップロードまでできること、などなど多彩です。 Waylens Horizon

さて、そのカメラを、SotM期間中、くじびきで来場者にプレゼントする、という太っ腹なことをTelenavは、おこなっていました。日本からの参加者一同、たいへん興味をもち、くじびきにチャレンジしました。 くじびきのようす

わたしも参加しているようすが、写真に写っていますね。

その結果、当選することができ、一台を日本にもちかえりました。しばらく、利用方法の確認やマニュアルの入手などでてまどりましたが、先週実際に利用してみましたので、レポートします。

準備

microSDカードの購入

メモリカードは付属していないので、別途購入が必要です。最大128GBの容量がつかえるということで、128GBで、FullHDのビデオが保存可能な性能のものを購入しました。あまり性能がよすぎても、とくにメリットがなさそうですので、丁度よい性能のものを選定しました。

ソフトウエアの準備

車両につけるまえに、ソフトウエアの準備が必要でした。自宅で、スマホに専用のソフトウエアを導入し、接続します。すぐに、ファームウエアのアップデートの案内があり、数10分、更新までにまたされました。また、Telenavアカウントというメニューがスマホアプリにあり、OpenStreetCamのアカウントの入力をもとめられ、接続されました。

とりつけ

とりつけは非常に簡単です。付属の吸盤でカメラとりつけ台座をフロントガラスにはりつけます。 吸盤には粘りがあり、よくつきますが、はがすこともできます。 台座には、GPSが内蔵されており、USB電源のUSB-miniBコネクタがついています。付属の長いUSBケーブルで付属のシガープラグUSB電源に接続します。

カメラはワンタッチになっており、おしこむことで、固定され端子に接続されます。

また、ODB-IIのドングルが付属していますので、車両のコネクタの場所をさがして、差し込みます。 “ODB-II 位置”で画像検索すると、どんなものかわかるでしょう。

これで最低限の準備は完了です。

撮影

スマホとの接続、ODB-IIとの連携などに数分かかりますが、準備がととのったら、撮影は、車両をはしらせるだけです。停止すると撮影が停止し、はしりだすと撮影しはじめます。

データのアップロード

自宅にもどり、カメラをとりはずして、もちかえります。GPSのないUSB変換のような台座コネクタが付属しているので、とりつけて、AC電源からUSB充電させます。電源がはいり、準備のときに設定したネットワークを経由して自動的にアップロードがはじまります。 スマホの仲介がないので、簡単です。

データ形式

microSDをとりはずして、なかのファイル形式をみてみました。タイムラスプの写真動画になりますが、内部では、動画フォーマットMPEG2トランスポートストリーム形式のTSという拡張子のファイルができていました。

openstreetcamでの閲覧

実際の画像の閲覧はOpenStreetCamの画像表示画面になります。

JOSMでの編集

JOSMには、OpenStreetCam Plugin があり、Windowに写真が表示されます。Map pane上には、位置とむいている方向が表示されます。 OpenStreetCamの画面では、マップマッチングされて表示されていますが、JOSMではこれはされていないようでした。

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